フライパンを求めて

フライパンを求めて

近所に大型スーパーがオープンしたので早速買い物に。うちでは新聞を取ってないからチラシを入手してなかったので、WEBで特売品をチェックしてから向かいました。

さすがに人気の大型スーパーだけにオープン間もない時間だというのに黒山の人だかり。道路には駐車場の空き待ちの車が列をなしてました。

さて、オープン初日の目玉商品はなんとフライパン。うちで使っているヤツが焦げ付くようになってきたし、取っ手の部分もガタガタしてきたのでちょうど代え時だったんです。

お目当てのフライパンは定価3500円がなんと999円に!こりゃあ、このタイミングを逃す手はないですよね。

オープン後、30分ぐらいでお店に到着して早速フライパンが置いてあるフロアへ行ってみました。しかし、どこを見渡しても999円のフライパンがありません。

目玉商品だからレジ横にでも置いてるのかなと思って、行ってみたのですがそこにもないんです。

もしかして、オープン30分で売り切れ?目玉商品とはいえ、ご近所にそんなにフライパンを求めている人がいるとは・・・。

いや、そんなはずはないだろうと思っていると、キッチン用品を置いてある辺りから「999円のフライパンはこちらです!」と店員さんの呼び込みの声が聞こえました。

行ってみると、確かにフライパンが山積みされていたのですが値札は3500円のままなんです。

店員さん話を聞いてみると、オープンの慌しさの中、999円のPOPをつくるのを忘れてしまったとか。

値札は3500円のままだから、誰も目玉商品だと気づかずに通り過ぎていたんです。まあ、自分もその一人だったわけですが。

ともかく、お目当てのフライパンをゲットすることができました。

一安心して、ほかの掘り出し物を探しに店内をぐるぐると回ってみました。スーパーとはいえ、家電製品や衣料、化粧品なんかも充実していて、見ているだけで楽しい気分になるお店です。

あれもこれもと無駄遣いしそうなところをグッとこらえて必要なものだけをかごに入れ、レジへ向かいました。

レジへ向かう途中、たまたまキッチンコーナーを通ったんですが、なんと、フライパンは完売になっていました。

あれから30分ぐらいしか経ってないので、いまお店に来ていたら、フライパンは買えなかったという訳です。

うーん、どうやらご近所にはフライパンを求めている人が大勢いたようです。そんなに売れるのかな、フライパンって。

合コン

自分探しは迷宮の入り口

時々、今なぜ自分はここにいるのだろうと冷静に客観視してしまう事があります。あまり良い傾向とは言えませんが、不思議で仕方ないと思うのです。

例えば、浴衣を着て仕事仲間と宴会をしていると、ふと、学生時代の事を思い出します。

そして、学生時代から今こうして浴衣を着ている自分にまで一瞬で時間が経った様に思え、そこに至るまでの過程が完全にすっぽ抜けてしまい、まるでタイムマシンで未来に来た様な気分になります。

そうなると私はつい「自分探し」なる行為に足を突っ込むクセがあります。

例えば、私は美術大学を卒業し、現在は芸術を仕事の生業に・・・している筈だったのですが、実際は販売業という芸術とは無関係とも言える仕事をしています。

学生時代に思い描いた未来予想図とはほど遠く、これも運命のイタズラだろうなどと面白がってみたりもしますが、恐らくはそのズレが、今の自分の立ち位置を不思議に思うのかもしれません。

勿論、今の自分を否定しているわけではありません。それなりに楽しみ、自分の特性を生かす一つの仕事についているのですから文句はありません。

ただ一体全体、いつの頃の自分が今の自分を形作る最大の要因になったのかが気になります。

芸術に携わった大学四年間の経験が全く関係ないとは言いませんが、美大に行かなくても運命は変わらず、今と同じ人生を辿っていた可能性は高いのではないか?と思うのです。

つまり大学入学よりもっとそれ以前の、性格を決定付けた時期があってこその今の自分なのではないか、と。

それはまだほんの小学生の頃かもしれません。

結局は今までの人生経験の全てが今の自分の性格を決定付けている筈ですが、多少シャイな所があったりするのは幼稚園の頃から変わりません。

ですが、芸術に携わり黙々と考え込み、一人静かに制作する事が、大人しく落ち着いた性格を形成した部分もあります。

それは芸術制作上で得た自分であるわけですが、美大入学前に形成された性格が適正として芸術家肌ではなかったのかもしれない、とも思うのです。

と、段々迷宮入りするのが自分探しというものです。

過去を振り返った所で答えは出ません。

今いる自分が明日何をしているか。それを考える事が大切なのかもしれませんね。

看護のお仕事